
今日は早く帰宅したので、

ご飯を食べながら
「
天才!志村どうぶつ園」を見ていた。チンパンジーの
パン君が稲刈りをするという

ほのぼのしたコーナーがあり、パン君が

稲を刈ったり、田んぼで見つけたザリガニを川に逃がしてやるのを見て、

ほーっと関心しながら楽しくテレビを見ていた。本当に自分でザリガニを怖がりながらも一生懸命つかんで川まで連れて行くのには驚いた。遠めから写しているから周りには誰もいないし、一人で全部やっているから本当にすごい。最後は

おばあさんが刈った稲をちゃんと運んでいたし、その天才ぶりにはびっくりした。

パン君のコーナーの後に感動のコーナーが待っていた。
ソニアというラブラドールのお話だ。ソニアは黒いラブラドール
犬だったのだが、あることをきっかけに全身が真っ白になってしまった。そのきっかけとなった出来事は、ソニアを一番可愛がっていたお父さんの死だ。いつも散歩に連れて行き、寝るときもソニアはお父さんのそばに来て寝ていた。大好きなお父さんが亡くなったのをきっかけに顔から順番に白い毛に変わって、とうとう全身真っ白になったそうだ。
奥さんは、ソニアの思っていることが知りたくて、番組が海外から1人の
アニマルコミュニケーターを招待した。アニマルコミュニケーターとは、



動物達とコミュニケーションが取れ、動物が思っていることを感じ取れるる特技を持つ人のことだ。彼女の名は
ハイジ。元警察官でその特技を生かしていろんな事件を解決し表彰も受けた有名なアニマルコミュニケーターだ。
ハイジがソニアの家を訪れ、さっそくソニアに対面してコミュニケーションを取り始めた。じっとソニアを見つめて集中するハイジ。
ハイジは、ソニアが

円盤のようなもので遊びたがっていると話し出した。奥さんには心当たりがなかったが、おじいさんが昔、お父さんが生きているときにソニアと遊んでいたディスクがあることを思い出し、席を立った。おじいさんが、がさごそ探し始めるとソニアが興奮し始めた。おじいさんの所に駆け寄ってワンワン吠え出したのだ。おじいさんは、見つけたディスクをソニアに渡すと両足で抱え込むようにしてディスクを銜え、愛おしそうにディスクをなめ始めた。

さらにハイジはソニアの心を感じ取ろうと集中し始めた。今度は折りたたんで模様のある
赤い毛布がイメージに浮かんだという。すぐに奥さんが折りたたんだ茶色い毛布のようなものを持ってきた。その布を広げると真っ赤な生地に模様があった。死んだお父さんの好きだったコートで、ソニアを散歩に連れて行く時に着ていたコートだった。

ソニアはコートの上に乗り、大好きなお父さんの匂いを嗅いだ。

やはりソニアの黒かった毛が真っ白になったのは、お父さんが亡くなったことが悲しかったからなのだろうか。
ハイジは、またソニアが何かをイメージし始めたという。そのイメージを
スケッチブックに書くハイジ。その絵には、窓から遠くを見つめるソニアが描かれていた。ハイジは、ソニアはお父さんが亡くなって深い悲しみがあるが、それ以上に悲しんでいることがあるという。それは、お父さんが亡くなって奥さんが、外に出ることもなくふさぎこんで元気がなくなったことだという。ソニアは、奥さんのことを心配していたのだ。

お父さんと遊んだように奥さんと外に出かけて、遊びたいのがソニアの思いだったのだ。ソニアの思いを知り、涙を流す奥さんの姿がそこにあった。

ハイジが帰国して数日後、奥さんはお父さんがソニアを連れて行った

川にソニアを連れて行った。ボールを川に投げ込みうれしそうにはしゃぐソニアの姿があった。

なんとこれを契機に、
ソニアの背中に黒い毛が生え始めたのだ。人間と動物の優しくあったかな絆を見せてもらった。

超能力やオカルトは1つも信じない私だが、この事実を見せられてハイジの能力は本当にすごいものだと驚くとともに、素敵な能力だと思った。こんな能力があれば、我が家の
TORAの気持ちも読んでみたいものだ。
※ 写真はイメージ。ソニアじゃないからあしからず。