
昨日の東京・有明コロシアムで
亀田興毅の世界タイトルの前哨戦と
亀田大毅のプロ入り3戦目の試合が行われた。テレビでは夜の7時~9時のゴールデンタイムの放送だ。
大毅の対戦相手が、
キティポップ・サンディジム(タイ)。前回の2戦目でKO出来なかっただけに、今回はKOにしか興味の無い様子。それも圧倒的な強さを見せたい。リングに上がる前から、気合のこもった顔付きだ。
弁慶の衣装を身にまとい、弁慶の七戻りのセットをくぐり抜け赤コーナーに大歓声と共に登場した。

結果は、
1ラウンド1分31秒でKO勝ちした。連打と左のボディでKO。あっという間の出来事だった。圧倒的な強さを見せ付けた。試合後は前回はKOできなかったので、お預けとなっていた
ゴールデンマイクでの熱唱だ。曲は
ハウンドドックの「ff(フォルティシモ)]。リングアナウンスを行った大友康平も客席でにんまり。会場のファンにプレゼントを投げて会場も大盛り上がりだった。
HOUND DOG THE BEST ~INNOCENT DAYS~

興毅の対戦相手は
カルロス・ファハルド(ニカラグア)。サウスポー同士の戦いとなった。興毅も5ラウンドまでにKOすると宣言していた。試合前の控え室でも気合の入った表情。大毅以上の派手な演出で登場。赤コーナーの登場口がせり上がり、亀田兄弟と親父さんが登場。相変らず厳つい親子だ。

1ラウンド目から攻勢。明らかに役不足の対戦相手。結局は2回に左クロスでダウンを奪い、さらに連打で詰めて、レフェリーが、試合を止めた。TKOである。
2回1分28秒のTKO勝ちだ。お兄ちゃんは試合後、会場のファンと
「ッシャー!」の大合唱。やはり、会場のファンにプレゼントを投げて大盛り上がりだ。

最後まで見たのだが、あまりにも強いので試合の時間は
2人合わせて6分に満たない。

2時間番組でたったの6分である。だから番組も亀田一家の色んなエピソードや子供の頃の興毅や大毅の映像、現在14歳の和毅についてのビデオを延々と流していた。ビデオを見ながら、スタジオの哀川翔もニコニコして喜んでいた。このビデオが結構面白かったのでまあ良いが、6分の試合でそれもタイトル戦でもない試合に祝日のゴールデンタイム2時間のスペシャル番組を組めるのは凄いことだ。この兄弟のカリスマ性は、類を見ないものだと思う。
因みにこの兄弟
2人が声を揃えて言う天才がまだいる。
弟の和毅である。素質も実力もこの最強の兄貴2人の折り紙つき。練習も同じメニューをこなすそうだ。このまま行けば、3兄弟の特番が放送される日もそう遠くはなさそうだ。
いやはや、凄い家族である。でも、見ていて本当に楽しい兄弟だ。世界戦や次の対戦に向けてがんばって欲しい。頼むぞ、亀田兄弟!!
