
今朝は良い天気だ。空の雲も秋らしくなって来て朝と夜は過ごしやすくなってきた。9月になったので毎月恒例の今月の標語を紹介したい。
今月の標語は、こんな標語だ。
たとえわすかな改善でも長い人生にとって大きな変化である今月の標語もいろいろ考えさせられる言葉だ。
「改善」という言葉は、最近はどうか知らないが海外でもクローズアップされていた言葉だ。どちらかと言えば、仕事をうまく進めるためのQC活動から来た意味合いが濃い注目のされ方だったと思うが、問題を見つけて改めて善くするという「改善」という言葉は日本のカルチャーのようだ。では、問題とはなんだろうか。問題とは本来あるべき姿でない状態のことだ。例えば、お年寄りがいる家でよく通る場所に段差があって、スムーズに通れないような状態になっていたとすると、この状態になっていることが問題ということだ。お年寄りが普通に歩けるという状態が本来のあるべき状態で、その状態でないことが問題ということだ。
「改善」とは、それを普通の状態にすることだ。善い方向に改めるということだ。この例の場合は、バリアフリーに改築することで、改善されるということだ。ただし、「改善」はグレードを現状より引き上げるのが目的ではなく、問題を解消することが目的だ。だから、お年寄りが歩かなくても済むレベルまで変化させる訳ではなく、普通に歩けるレベルにするのが、「改善」ということだ。
問題なんて生きていたらいくらでもあるものだ。家庭、学校、会社など、どの場所でも転がっているものだ。もちろん、その問題も大小があって自分だけで解決できるものもあれば、大勢の人で解決しないといけないものもある。
大きな問題はみんなが気にかけている話題だから解決しようと積極的に取り組まれるし、注目もされている。しかし、小さな問題は、まあどうにかなる、このぐらいならと放置されることが自分も含めて多いと思う。1つ1つは小さな問題だが、そういう小さな問題を改善していくことで、長い目で見れば大きな変化につながるという訳だ。
女子バレーボールが今回の大会で目覚ましく強くなったのもこの「改善」のお陰だったと思う。これまでの試合では、良いところまでいっておきながら、惜しいところで星を落としたり、接戦で競り負けたりしていた。柳本監督は、本来の実力が発揮出来ない状態を問題として捉え、その原因がミスの多さと考え、今大会では
「アンダー2」を合言葉に全員がミスを2つ減らすという明確な目標を立てて戦った。結果として、全員が意識してミスを減らしたことで、粘り強く守り、攻撃のチャンスを多く作れるチームになったと思う。一人一人が行ったことは、ミスをしないという小さなことだが、それを改善したことで大きな成果を得た。力の差の大きなブラジルなどの国には負けたが、勝たねばならない国には勝ち、世界ランク4位のキューバに勝利するといった快挙にもつながり、イタリアで行われる決勝にも進出する。
これが、今月の標語の分かりやすい例だと思うが、人生においても、小さな「改善」をすることで大きな変化を生むということなんだろうな。
ただし、分かっていながら出来ないのも人間。なかなかそうは行かないが、こういう気持ちで生きたいものだ。

なんか長くなったが、そういう訳で今朝の1枚は、今月の標語
「たとえわすかな改善でも長い人生にとって大きな変化である」反省、反省

(=^・^=)kinop
** Kino **